2023.5.13 奈良県ナースウェーブ アピール行動

奈良市大森町交差点でスタンディングアピール

5月12日 奈良県医師看護師増員実行委員会とナースウェーブ行動に取り組みました。
雨風のあるなかでしたが、奈良市内の交通量の多い交差点で横断幕を掲げて30分間のスタンディングアピールを行いました。
新型コロナウイルス感染の拡大により、入院が必要にもかかわらず入院できない「医療崩壊」や、介護を受けたくても受けられない「介護崩壊」を本当に経験してしまう事態になったこと。
これは、医師、看護師、介護職員や保健師が不足していることが根本的な原因と訴えました。
新型コロナウイルス感染症は5類へと引き下げになりましたが感染者が減った様子は感じられません。
平常時から必要な人員体制の確保を国の責任で行い、国民誰もが安心して医療・介護を利用できるよう、保険料や一部負担金の軽減も必要とアピールしました。
また、全日本民医連が指摘した「看護職員処遇改善評価料」が就業中の看護師168万人のうち35%程度に限られる「処遇改善」となっていること。また、この不公平な「処遇改善」は2022年に行った「看護職員の労働・健康実態調査」でも359名から「全看護師への支給を」「対象職員の拡大」をもとめる声となって返ってきています。
令和4年の診療報酬改定では「看護職員処遇改善評価料」が抜本的に見直されるよう求めているアピールをしました。